「前のコーチのほうがよかった」と言い出したら、あなたはどうする?
小学3年生のわが子を見てくれていたコーチが去り、別のコーチに変わった。
「ぼく、前のコーチのほうがよかった……」
ぽつりと言ったわが子。確かに、以前のコーチのほうが子どもへの教え方がうまかったように感じてしまう。こんなとき親としては子どもにどう対応してあげればいいのでしょうか。
小学3年生のわが子を見てくれていたコーチが去り、別のコーチに変わった。
「ぼく、前のコーチのほうがよかった……」
ぽつりと言ったわが子。確かに、以前のコーチのほうが子どもへの教え方がうまかったように感じてしまう。こんなとき親としては子どもにどう対応してあげればいいのでしょうか。
「子どもが気に入っているコーチにずっと見てもらえるというのは幸せなことだと思います。ただ一方で、いろんなコーチに出会うことも大事なことだと思います。
コーチによって、あの人は教え方がうまい、あの人はうまくない、というのはどうしてもあるものです。3年生くらいの小さな子どもに楽しくサッカーを教えることが得意なコーチはいます。それでも、長い目で見たときに、子どもが小さいころからいろんなコーチと出会うからこそ成長できる、という考え方はあってもいいと思います。逆にいえば、常に同じコーチに見てもらえている状況は、一方で、いろんなコーチに見てもらえていない、ということと同じです。もしも、わが子をみるコーチが変わったとき、たとえ一時的に子どもの元気がなくなっていたとしても、親として、子どもがいろんな経験ができる、というくらいの心の余裕は持っていてほしいです」